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身内だけの少人数で執り行う葬儀?知っておきたい家族葬のお役立ち情報をご紹介します

少人数のお葬式を家族葬と呼びますが、一般的には50名以下の葬儀が家族葬になります。基本的に何人までといった明確な人数制限はないのですが、一般的には多くても30名程度、少ない場合は5~10名程度で執り行うこともありますし、故人や親族などに親しい友人や知人が多い場合は50名前後になることも珍しいことではありません。なお、家族葬は一般葬とは異なり参列して貰う人を事前に選択できるので、少人数であり決まった人数でお葬式ができるメリットもあります。

家族葬には家族しか参列できないのか

家族葬のような小規模な葬儀をするつもりだけれども、生前親しかった友人にも参列してもらいたいと思っている人もいるのではないでしょうか。その呼び名から家族だけしか参列することが出来ないというイメージを持たれることがあるかも知れません。しかし、実際は家族葬は親や兄弟以外の人も参列することができます。というのも一般的に小規模な葬儀となると自然と家族ばかりになる傾向があることからこのような呼び名となっていますが、明確に定義があるわけではないからです。親や兄弟、子どもをはじめとした親族や友人などが参列することがあります。また小規模に行われることが多いですが、人数の決まりもあるわけではありません。5名ほどが集まって執り行われることもあれば、30名くらいが集まることもあります。一般的には50名以下の規模の葬儀を指していることが多いようです。身内だけで故人を見送る家族葬に友人に参列してもらいたい場合には、呼ぶと良いでしょう。

家族葬に参列するときの服装の選び方

家族葬の知らせを聞いたけれど、どのような服装で参列するべきか分からないという人もいるのではないでしょうか。故人と親しかった家族を中心とした身内だけが集まってお別れをする家族葬は、一般的な葬儀と比較すると小規模であることが多いです。そのため服装は普段着でも良いのかと思われることもあるかも知れません。しかし一般的には家族葬も従来の葬儀の場合と同等な、ブラックフォーマルで統一することが多いです。紋付羽織袴やモーニングなどの正喪服は、今の時代ではあまり着用されることは多くありません。準喪服と呼ばれるブラックスーツやブラックフォーマルを着ることが多いです。男性は黒色で光沢のないスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイを締めます。女性も黒い光沢のない生地のアンサンブルやワンピースに、黒のストッキングを履きます。これらのような装いが家族葬では多いものの、喪主が指定している装いが優先です。例えば平服を指定されていたら略喪服を着用します。

家族葬で気を付けておきたいマナーとは

付き合いのあった身内だけで故人とお別れをする家族葬に参列をしたことがないので、どのようなことに気を付けるべきか分からないという人もいるのではないでしょうか。家族や親しかった友人などだけで執り行い、一般会葬者は参列しないとはいえ家族葬にも気を付けるべきマナーがあります。その1つには喪主から伝えられた服装で出かけることが挙げられるでしょう。一般的にはブラックフォーマルが選ばれることが多いですが、もし平服でと伝えられていたら、略喪服を着用するようにします。それから香典をどのような扱いにするのかも、よく確認しておくことをお勧めします。家族葬でも一般葬と同じように香典のやり取りをすることが多いですが、辞退するケースも多いです。もし辞退しているのに渡してしまうと、手間をかけさせることにもなりかねないので気を付けます。また家族や友人だけが集まることが多いことから、葬儀後の通知が行われるまで葬儀をしたことを話さないことも大事です。

家族葬の費用相場はどのくらいなのか

家族葬を執り行った時にかかる費用の相場は、50万円から100万円ほどが一般的です。平均費用に50万円の差があるのは、葬儀に参列する人数などの違いから生じるものです。家族葬の場合、参列者の数は30名以下が多いですが、場合によっては50名以上と参列者数が多くなるケースもあります。 費用の内訳は大きく葬儀一式費用、飲食などを含めたおもてなし費用、寺院・宗教者へのお礼の4つです。葬儀一式費用は葬儀会場代やスタッフなどの人件費、祭壇やご遺影などが含まれています。おもてなし費用は参列者の人数が増えれば増えるほど、金額がかさむ部分です。家族葬はこの費用が一般葬よりも少ないので、総額の金額が安くなる傾向にあります。 寺院や宗教者へのお礼はお布施や御車料などです。一般葬の平均費用150万円から200万円ほどと言われているので、50万円から100万円が相場の家族葬は一般葬と比較すると、約100万円ほど費用を抑えて執り行うことができます。

家族葬では香典や供花を辞退するべきか

できるだけ小規模な葬儀を希望するため家族葬を選ぼうと考えている人もいるのではないでしょうか。
様々な手間や負担を軽減させるために規模を小さくした葬儀を希望している場合には、香典や供花も辞退したいと思う人も多いかもしれません。
一般的な葬儀の場合には香典を持参したり、斎場に飾る供花を出すことは普通におこなわれています。
しかし家族葬が増えている近年ではこれらを辞退して葬儀をすることも多いです。
もし受け取ると返礼品を用意する必要があるため、できるだけ手間をかけずに小規模に済ませたいと家族葬を希望する場合には受け取らないようにするのも1つの方法です。
これらは遺族や故人の遺志によって決めることができ、香典やお花を受け取ることを辞退することは失礼には当たりません。
ただし用意してしまってから受け取らないとなると失礼になってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、香典や供物を辞退する旨を誤解されないよう分かりやすく伝えることが大事です。

家族葬でのお悔やみの言葉の伝え方

親しい身内だけが集まる家族葬に参列するときには、どのようなお悔やみの言葉を遺族に伝えたら良いのか分からないという人は多いのではないでしょうか。
一般葬よりも小規模であるとはいえ、家族葬で遺族や喪主にかける言葉は他の様々な葬儀と変わることはありません。
よくあるものには、心からお悔やみ申し上げますというものが挙げられるでしょう。
シンプルに故人の死を悲しんでいることを伝える言葉です。
またこのたびはご愁傷さまです、というのも家族葬でもよく使われている言葉の1つに挙げられます。
遺族の悲しみを気の毒に思うという意味があります。
これらのような内容を基本的にはあまり長く話すことなく、簡潔に伝えることがポイントです。
ご冥福をお祈りします、という死後の幸福を祈る言葉も使われることがありますが宗旨によっては適していないこともあるため注意が必要となります。
例えばキリスト教や浄土真宗などの家族葬の場合には、冥福は使わないようにします。

家族葬には何名まで参列できるのか

家族を中心とした少人数でお別れをする家族葬には、具体的に何名までが参列できるのかという疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
昔と比較すると一般家庭の世帯人数が減少している現代では、家族の数も少なくなっているので家族葬の参列人数がピンとこない人もいるかも知れません。
実際のところは、具体的に何名までなら家族葬と呼ぶといった具合の決まりはないのが特徴です。
5名くらいで行われることもあれば、10名を超えることもあります。
ただし一般的には30名以下で行われる規模の葬儀のことを指していることが多いようです。
家族葬は故人の親や子ども、兄弟だけでなくそのほかの親族が参列することもあります。
また血のつながりがなくても、故人と親しかった友人が参列することも可能です。
人数の制限があるわけではありませんが、葬儀会社ではプランが人数によって料金が決まっていることがあります。
利用前に確認をしておくことをおすすめします。

同じように思われがちな家族葬と密葬の違い

どちらも小規模に行われるイメージがあるため家族葬と密葬が似ているように思われて違いがわからない、という人もいるのではないでしょうか。
しかしこれらの2つはそれぞれ異なる特徴があります。
家族葬は家族や、親しかった友人などを中心として少人数で執り行われる葬儀です。
一般葬よりも人数が少ないとはいえ、基本的に通夜も告別式も執り行われます。
身内だけでお別れができるので落ち着いてゆっくりと過ごせるというメリットがあります。
家族葬は無宗教でおこなわれることもありますが、多くの場合は仏教式です。
一方は密葬というのは世の中に名前が知られた有名人や経営者など、多くの参列者が集まることが考えられる人の葬儀の際に一般の人たちには公開することなく身内だけで執りおこなうものです。
一般人の場合でも年末年始に亡くなったときには近親者だけで先に葬儀をすることもあります。
後日、一般の会葬者を呼んだ本葬をするのが一般的となっています。

家族葬の費用は誰が払うべきなのか

家族葬をしたらその費用は誰が払うのかという疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
誰が葬儀費用の支払いをするのかは、それぞれのケースで異なることもありますが一般的には喪主です。
喪主というのはどのような葬儀をするか決めて葬儀社に依頼したり、家族葬に参列する人達に連絡をしたりする葬儀の責任者のことです。
葬儀社とのやり取りをするのが喪主であるため、家族葬をする際の支払いをすることも多くあります。
誰が喪主になるのかは、家族葬も一般葬と変わりがありません。
基本的には故人との関係が一番近い人が受け持つことが多いです。
しかしその人が高齢である場合には、その子どもとなることも少なくありません。
一般的には血縁の人が喪主になるケースが多いでしょう。
そのような人がいない場合には、血のつながりがない友人や知人などが引き受けることもあります。
葬儀が終わってから直接、葬儀社に現金払いや銀行振り込みなどで支払います。

家族葬の通夜は一般葬と違いがある?

一般葬よりも小規模でおこなわれる家族葬では、通夜はどのようになっているのかという疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
近年、小規模な葬儀を希望する人が増えています。
そのような人からの支持を集めているのが、故人と親しい人だけが集まってお別れをする家族葬です。
直葬もシンプルなお別れを望む人に支持されている葬儀ですが、こちらは儀式はせずに火葬のみをおこないます。
他に似ている葬儀には一日葬があります。
こちらは告別式の1日だけなのに対して、規模が小さいとはいえ家族葬は2日をかけて執り行うのが特徴です。
通夜の内容も一般葬と基本的には同じになります。
家族や身近な親族などが呼ばれ、仏教式なら僧侶による読経がおこなわれ、参列者は焼香をします。
食事を入れると、トータルで2時間ほどを要するのが一般的です。
キリスト教の家族葬の場合も祈りの儀式が執り行われるほか、神道では故人のみたまを、みしるしに遷す儀式があります。

キリスト教の家族葬への参列のポイント

キリスト教の家族葬に参列したことがないため不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
現代の日本では多くの場合仏教式の葬儀ですが、それ以外の葬儀ももちろんあります。
キリスト教の家族葬は教会や対応している斎場、自宅などでおこなわれています。
カトリックの場合には故人が通っていた教会で執り行うことが多く、洗礼を受けていない人の葬儀はできない場合が多いです。
プロテスタントの場合には洗礼を受けていなくても葬儀が出来ることもあります。
家族葬の会場としては、教会の他に自宅や斎場などが選ばれることもあります。
そのような家族葬に参列する場合には、持参するのは御香典ではなくかわりに御花料とします。
仏式で使われる香典袋ではなく、白い無地の封筒に入れるのがおすすめです。
このとき特に注意をしたい点には、菊の花が描かれた封筒を使わないということが挙げられます。
また仏教のような焼香をする代わりに、献花をするのが一般的なので作法を知っておくと良いです。

神道式でおこなう家族葬の特徴や注意点

家族葬を神道で執り行いたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
家族を中心とした少人数でお別れをする家族葬は、仏式や無宗教のイメージを持たれることが多いかもしれませんが神式ですることも可能です。
とはいえ一口に神道といっても、それぞれの神社により祭られている神が異なっているため内容が異なることがあります。
一般的には仏式の家族葬でも行われる通夜に当たる通夜祭では、亡くなった方のみたまをみしるしと呼ばれる位牌に遷す儀式が行われます。
そして告別式では神主による祭詞奏上がおこなわれるのが特徴です。
また神式の葬儀では玉串を捧げることが多く、その際には遺影を見ながら冥福を祈りつつ二拝し二拍手、そして一拝することがあります。
ただし家族葬のような葬儀の場合には、初詣に神社に参拝に出かけたときのように高らかな音を立てて手を打つことはありません。
音をたてないように打つ、しのび手と呼ばれる拍手にするのがマナーです。

知っておきたい家族葬の内容や流れ

近年では、葬儀をするときには家族葬と呼ばれる少人数で執り行うものを選ぶケースが多くありますが、実際に参列したことがないため流れや内容が分からず不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
家族葬は故人と親しかった方だけを呼んで行われるのが特徴ですが、基本的な内容は一般的な葬儀と変わらないことが多いです。
前日に通夜を執り行い、そして翌日に告別式が行われます。
告別式の後は出棺、火葬といった順になっています。
とはいえ、地域によって家族葬の内容の順番は異なっていることもあるため注意が必要です。
例えば告別式をする前に火葬を行う地域もあるほか、通夜よりも前に火葬をする地域もあります。
また通夜の翌朝に出棺・火葬をおこない、そのあとに告別式、納骨といった流れになっていることもあります。
このように地域によっても大きく違いがあるため、家族葬をするときには確認をしておくと安心です。

家族葬の香典を直接渡せないときには

家族葬の知らせを聞いたけれど遠方住まいや仕事で参列できないため、香典を直接渡せないという人もいるのではないでしょうか。
お香の代わり霊前に供える香典は家族葬に行けない場合は、現金書留で送るのが一般的です。
その際にはお金だけを送るのではなく、お悔やみの言葉を一筆添えると良いでしょう。
香典に添える手紙は、それほど長く書く必要はありません。
基本的には一般的なサイズの便せん1枚以内に収めることが多く、一筆箋を使うこともあります。
手紙ではまずお悔やみの言葉から始め、次に故人について触れます。
さらに家族葬に行けない理由やおわびを述べて、最後に香典を郵送することを伝えるといった内容が基本です。
便せんや封筒はシンプルな、白い無地のものを使うと無難です。
色が付いているものを選ぶなら、淡い青やグレーといったものでも良いとされています。
ただし不幸が重なることを連想させるため、二重封筒は使わないのが家族葬でもマナーとなっています。
文字のインクは黒か薄墨にします。

富津市で家族葬をするならに関する情報サイト
家族葬ガイド

こちらのサイトは、家族葬の会葬辞退の案内が届いたとき、どのような対処をするのがマナーになるのか小規模なお葬式でも香典を渡す必要があるのか、渡す必要がある場合の金額の目安などについてご紹介しています。最近は、小規模のお葬式や小さなお葬式と呼ばれることが多くなっていて、葬儀社側でもこのような葬儀プランを用意している会社が多くなっています。ここでは少人数の葬儀に特化したお役立ち情報をご紹介しているので参考にされることをおすすめします。

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